Kedamantan Blog

35歳くらいのおっさんのブログです。

弘法じゃないから、筆は選びます。~手が小さい ソロギター~

どうも、ケダマンタンです(^-^*)/

f:id:kedamatan:20180909020613p:plain

このブログを始めたばっかりの頃にこんな記事を書きました。

この記事に関連した話なんですが、実は、クラシックギターにも弦長が少し短いモデルや指板が細いモデルが存在します。

 

結構極端な例だとこんなものもあります。

実はこのギターは僕が大学のサークルにいた時、最後の一年間だけ使っていたものです。

弦長が580mm(標準は650mm)でかつ、指板幅が48mm/56mm(標準は52mm/62mm)なのにナイロン弦かつレギュラーチューニングで弾けるというかなりレアなクラシックギターです。

ソロギタースタイルはメロディーと和音、ベースを同時にこなしていくことになりますのでどうしてもストレッチ(左手を大きく開いて押さえること)が多くなります。

弾きやすさを求めて、レギュラータイプのクラシックギターからこちらに変えたのですが、流石に、弦長580mmでレギュラーチューニングとなるとかなり楽器としての印象が変わってしまいます。特に低音の響きは、普通のクラシックギターに比べると弾いたことがない人でも区別がつくくらいでした。というわけで、使ってた自分が言うのもなんですが、クラシックギターの音がとても好きならばこのギターはあまりお勧めしません。

 

ギターを続けるうえで弾きやすさと響きにこだわることってとても重要だと思います。弾きにくいと練習がおっくうになりますし、響きが気に入らないと楽器を触っても楽しくないんですね。

 

楽器の弾きやすさは一概には言えませんが、少なくとも手が小さい人にはやはり小さめな方が弾きやすいと思います。一方、弦長が短くなると、同じ弦を張る場合、同じ周波数の音をだすためには弦の張力を弱めなければならないので、結果的に音がぼやけるんですね。あとクラシックギターは指板幅も広いんです。これはナイロン弦とスチール弦の振幅の違いと、演奏する曲調に起因するらしいですが(ナイロン弦ギターはソロスタイルが多く、スチール弦ギターは伴奏に使うことが多い)そのことが弾きにくさにさらに拍車をかけていると感じます。

 

ですが、クラシックギターより目立たないだけで(最近では、クラシックギターより目立ってるかもしれませんが…)スチール弦でもソロギターを演奏する方は沢山いるんですよね。一般的なスチール弦ギターの指板幅は44mm/55mmと上で紹介したクラシックギターより更に細いので手の小さい人がソロギターをやりたいなら個人的には、クラシックギターよりスチール弦のアコギがお勧めです。弦長に関しては、ナイロン弦だろうがスチール弦だろうが標準は650mmなので低音の響きは、よいギターなら同じくらい気持ちがいいものです。

 

でも、当然ですが、ナイロン弦とスチール弦の響きは全く違うものです。

僕も大学時代はナイロン弦にこだわり続けた理由はそこにあります。

ですので、どうしてもクラシックギターでかつ弾きやすく、音もいいものを探すなら、

国内手工品の630mm~610mmあたりがお勧めです。国内のクラシックギター製作者の方の中にはそのようなものを精力的に作られている方もいらっしゃいます。但し、個人的には、特に生楽器の場合、弦長に由来する低音の響きの弱さはどうしても気になる気がします。(タイトル写真は、加納木魂氏制作の610mmモデルです)

それに少量生産品は、結構お高いです。最低でも30万くらいするかと( ̄▽ ̄;)!!

 

で僕は、久々にギターを再開した際には、スチール弦のギターに乗り換えました。

弦長650mmでも指板幅44mm/55mmならかなり弾きやすいですし、音質こそ違えど低音の鳴りはとても気持ちのいいものです。

 

ここで実際に、ナイロン弦とスチール弦の違いをそれぞれの魅力と同時に聞けちゃう素敵な動画を紹介したいと思います。

クラシックギターの名曲サンバーストを作曲者本人のアンドリューヨークが演奏しているものです。この曲は、僕が学生のころTVで村治佳織さんが良く弾いていた印象があります。

一つ目がクラシックギターでの演奏です。因みに、この演奏は、サンバーストのイントロの部分もついています。※2分13秒あたりからお馴染みの部分です。


Andrew York plays Sunburst, Jubilation

二つ目は、ヨークがフォークギター(スチール弦)を用いてサンバースト弾いているものです。こちらは、イントロはないです。


Andrew York, Sunburst on steel string 1991

 

どうでしょうか?

演奏は同じ演奏家でかつプロのものですので、どちらが好きかは、完全に聞き手の好みだと思います。

 

最後に私事で恐縮ですが、現在は生音にこだわるのもやめて、エレキギターとアコースティックシミュレーターとイコライザーとスピーカー(ギター用のアンプは使っていません)を組み合わせたものを使っています。現在のテクノロジーは凄いですよ!!

エレキの音を疑似アコギの音に変化させてから、イコライザーで高音、中音、低音のバランスを整えます。

 個人的には、このセットが、自分には弾きやすさと音の最大公約数です。

ヤマハ エレキギター RGXA2 JBL

ヤマハ エレキギター RGXA2 JBL

 
BOSS Acoustic Simulator AC-3

BOSS Acoustic Simulator AC-3

 
BOSS Equalizer GE-7

BOSS Equalizer GE-7

 

 

今でもプロの演奏を比べたら、クラシックギターの音色が一番好きです。

でも、僕は素人です。趣味としてギターを楽しむ以上は、とにかく、自分にできる範囲の気持ちいいを追求することが大事だと思います。

それが、下手なりにギターを続ける一つのコツかなとかそんなことを思っております。