不安障害と音楽と科学

ほとんど音楽、たまに不安障害・・・科学はほぼゼロです(汗

足の裏の米粒の話

どうもケダマンタンですm(_ _)m

 

最近本屋で買った“バッタを倒しにアフリカへ”の著者の前野さんが、荻上チキさんラジオ“Session-22”に出演されてましたので楽しく拝聴しました。

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 

実は僕も博士号を持っています。

ですが、現在の仕事は、普通のサラリーマンです。

 

前野さんのように研究者で一生食べていくという夢を途中であきらめた人間なので、恐らく夢を実現させるであろう前野さんがとても眩しいです。

 

この本は、誰が読んでも楽しめる本だと思いますが(虫アレルギーの方は若干厳しいか・・・)、前野さんが、ポスドクとして追い込まれた時点から話が始まり、どんどんとそこから壁を越えていく部分に心打たれました。

ポスドクで苦労している人を僕も沢山見てきました。

研究者にとって博士号は、ただの運転免許です。実際の戦いは博士号を取ったところから始まります。実際、とても厳しい戦いなのです。

 

僕は、研究者というのは、ミュージシャンや画家、スポーツ選手と同じ種類の職業だと思います。自分がやりたいことをやってお金を稼ぐのはとても難しいことです。

 

ドラマ"過保護のカホコ"の中でも、カホコのお母さんが、役者とミュージシャンと画家の卵には関わるなとカホコを注意していましたが、研究者の卵も同じです。

世のお母さん方は、子供が研究者になりたいと言い出したら、ミュージシャンになりたいと言い出したくらいの認識は持った方がいいかもしれません。

 

パートナーが博士課程に進むと言い出したら(一度は)全力で止めましょう!!

周囲が全力で止めても進むような人間でなければ、恐らく夢は実現できません。

(それでも進むというならば、全力で応援してあげて下さい、例え、別れることになったとしても、心の中でエールを送ってあげて下さい。)

 

現実はドラマのようにはいきません。

ですが、世の中には、ドラマのような人生を実現させてしまう猛者もいます。

そのような人の生きざまに触れた時、何にも代えがたい感動を感じます。

 

彼らのようなリスクを取る人間がいるからこそ、人類の文明(文化も含めて)は発達してきました。華々しい舞台の裏には、散っていった多くの想いが隠れています。

 

綺麗事だとしても、今頑張っているポスドクの方々に報いがあることを祈ります。

 

※ちなみに、僕は、こてこての無神論者or不可知論者です。